会社概要

商号

株式会社ワンセル

創業

2002年4月10日

資本金

4,025万円

代表取締役

福嶋 久

本社

〒730-0001
広島市中区白島北町3番14号

ワンセル大阪オフィス

〒562-0005
大阪府箕面市新稲7-17-4

電話(本社)

050-3407-5016

電話・FAX(大阪オフィス)

072-724-7806

電話(代表)

090-8718-2800 (福嶋久)

メールアドレス

fukushy@onecell.co.jp

社長あいさつ

トップメッセージ

福嶋久

株式会社ワンセル
代表取締役
福嶋 久

ワンセルのホームページにようこそ。
ワンセルは21世紀の新しい健康・医療の理想像を求め、その実現化を目指した企業です。健康は人類共通の願いです。しかし、認知症や、糖尿病や、癌などの難治性の疾患に多くの人が苦しんでいます。認知症の予防医療(ヘルスケア)、糖尿病の完治医療、癌の終末期医療・緩和医療などが求められています。ワンセルはヘルスケア(予防医療)と、再生医療と、情報バイオの3つの分野を統合する新しい健康・医療の実現化をめざしています。幹細胞などの特定の細胞に働きかけ、組織の再生や健康予防に役立つ物質を産み出す製品を世に出し、さらに、情報バイオ技術を駆使して健康や医療に役立つ個々の情報を統合し提供する新しい医療の実現化をめざしています。

アメリカのカリフォルニアの金鉱発掘では、ジーパン・麻袋を製造する会社や鉄道会社が開拓事業を支えました。テキサス州の油田開発では、製油所や鉄道会社が事業を支えました。このように開拓事業では、周辺事業が成功の成否を分けます。21世紀の新しい健康・医療も多くの基盤技術と事業が必要です。ワンセルはそのような基盤技術の開拓を行います。これを「カリフォルニア・テキサス戦略」と名付けこれまで重要視してきました。

医療コストの増大に伴って、病気にならないようにするヘルスケア(予防医療)の重要性がますます叫ばれています。とはいっても、生活習慣や体質改善を変えるのは並大抵ではできません。「真に意味のある」ヘルスケア製品を世に出すことが求められています。

再生医療は,連日のようにマスコミに取上げられ,大きな期待がかかっています。しかし、世の中にこの医療が普及し,ビジネスとして成立させるのは並大抵の努力では難しいと思っています。 しかし、あらゆる困難は克服され,再生医療は間違いなく21世紀の新しい医療として普及していくでしょう。とはいえ、今のように細胞を体外で大量に長期間培養して体内に戻す「細胞治療」はコスト面でも、細胞の品質面でも問題は山積しています。よりコストのかからない方法が求められています。21世紀の新しい再生医療は今のモデルとは全く違うアプローチで行われて行く可能性があります。

21世紀の新しい健康・医療は、個々人の膨大な情報の統合的な評価で行われていくでしょう。ヘルスケア(予防医療)と、再生医療と、情報バイオのトライアングルこそが切り開いていく新しい世界です。 ワンセルは夢のある会社としてチャレンジングな同士を求めています。上記の目標に共鳴し,サイエンスとビジネスとを通じて自己実現を夢見る諸君がワンセルの門を叩かれんことを希望します。

プロフィール

  • 少年時代は,蝶の採集で野山を駆け巡っていた。高校では生物同好会に所属。部長としてクラブ活動に命を燃やす。
  • 大学では理学部化学科を卒業後、大学院で生物化学を専攻(理学博士)。
  • 11年間の大学生活の後、製薬会社に入社。研究所での17年間、細胞培養、蛋白質化学、遺伝子工学等によるバイオ研究部門(免疫グループ  や細胞工学グループ)や薬理部門(循環,糖尿病グループ)に所属し研究開発を行う。化合物ライブラリ薬剤スクリーニングや、新規スクリーニング系の開発や、動物実験、血液脳関門の誘導因子探索など。
    この間1990~1991年には、カリフォルニア大学サンジエゴ校医学部神経科学教室に留学し、 アルツハイマー病の分子生物学を研究。上田健治博士と共に、多くの脳変性疾患の原因のヒトαシヌクレイン遺伝子クローニング。細胞培養歴20年。
  • 製薬会社研究所から、同医薬情報部に移り、臨床関係の仕事を4年間行う。市販後調査や市販後臨床試験の実務を、GCP(臨床試験規範)、GPMSP(市販後調査規範)を踏まえて行う。
  • 2001年から2年間,上記医薬情報部に所属中に、大阪医薬品協会で治験推進委員会第4部会員になり、SOP(標準手順書)関係の仕事を行う。
  • 2002年3月に21年間勤務した製薬会社を選択定年制により早期退職し、同年4月に (株)ワンセルを起ち上げる。
  • 2002年10月から2005年9月まで、広島大学大学院・医歯薬学総合研究科・幹細胞生物医学寄附講座を担当。客員助教授として、幹細胞の実験研究を行う。